HOPE~フォー・ザ・チルドレン・イン・イラク
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ニュー・オーダーの「ヴェトナム」とG・マイケルの「ザ・グレイヴ」。戦争がもたらす死と喪失について正面から歌い上げている。 |
ニュー・オーダーが珍しく他人の曲のカバーをスタジオ録音でやっている。「ヴェトナム」というのがそれで、オリジナルはジミー・クリフ。「ベトナムから届いた手紙にはこう書いてありました。ブラウン夫人、あなたの息子さんは戦死されました。」という歌詞なのだが、曲調がいかにも脱力系の脳天気な曲で、そのミスマッチがえも言われぬブラック・ユーモアを産み出している。好き嫌いが分かれるとは思うが、これをもってブッシュ政権へのコメントとするところに、いかにもニュー・オーダーらしい底意地の悪さを見てとれるので私は好き。
あとジョージ・マイケルによる「ザ・グレイヴ」も聴きもの。オリジナルはドン・マクリーン(マドンナが「アメリカン・パイ」をカバーしたことで有名)だが、この曲ほど戦場の兵士の「死にたくない」という切実な心情を正面から取り上げた反戦歌を私は他に知らない。図らずも「『死と喪失』を歌わせた時に圧倒的な説得力を発揮する」という、ジョージ・マイケルというシンガーの本質を浮き彫りにする名演となっている。
上記いずれのアーティストも、大いなる喪失体験と向き合うことを表現の核とせざるを得なかったという点で共通するものがある。おそらくそれ故に「戦争」について歌う時に特別なリアリティを獲得しているのではないだろうか。
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〜希望〜 |
戦争のためのトリビュート・アルバムだけに派手な音楽はないような気がしますが、それでいいのだと思います。カバー・ソングですがこのアルバムでしか聞けない曲ばかりなのでそれぞれのアーティストのファンには必聴アイテム。アヴリル・ラヴィーンもがんばってボブ・ディランのKnockin' On Heaven's Door歌ってます。彼女がもう少し大人になってから同じ曲を歌ってみたらかなり今とちがってもっと素敵だろうな・・・と思ったりして・・

